今月のニュースレター

 

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ヴェーダーンタ協会ニュースレター

日本ヴェーターンタ協会の最新情報

2018年11月 第16巻 第11号

 

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かく語りき――聖人の言葉

 

「女性の置かれた状況が改善されない限り、世界の幸福などあり得ない」

…スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ

 

「神は女性を大切に扱うよう命じてられいる。女性は汝の母であり、娘であり、叔母であるからだ」

…預言者ムハンマド

 

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目次

 

・かく語りき――聖人の言葉

・2018年12月~2019年1月の予定

・2018年9月の逗子例会講話「シュリー・クリシュナ:神の化身」第1部

スワーミー・メーダサーナンダ

・福岡サットサンガ

・仙台サットサンガ

・山形サットサンガ

・2018年のカーリープージャ

・忘れられない物語

・今月の思想

 

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2018年12月~2019年1月の予定

 

・2018年12月~2019年1月の生誕日

 

スワーミー・プレマーナンダ 12月16日(日)

クリスマス・イブ 12 月24 日(月)

ホーリー・マザー シュリー・サーラダー・デーヴィー 12月28日(金)

 

スワーミー・シヴァーナンダ 1月1日(火)

スワーミー・サーラダーナンダ 1月12日(土)

スワーミー・トゥリヤーナンダ 1月20日(日)

スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ 1月27日(日)



・12月の協会の行事

 

12月1日(土) 10:00〜12:00

東京・インド大使館例会

講義:『バガヴァッド・ギーター』

場所:インド大使館

お問い合わせ:http://www.gita-embassy.com/お問合せ/ 

またはgitaembassy@gmail.com

入館・受講するには、大使館発行のIDカード(2018年後期分)が必要です。詳細は、協会ウェブサイトのページ左側にあるメニューから「インド大使館ID」をご覧ください。

 

12月2日(日) 14:00〜16:00

逗子午後例会  

場所:逗子協会本館

詳細は協会ウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ:benkyo.nvk@gmail.com

 

12月11日(火) 14:00〜16:30

『ラーマクリシュナの福音』の勉強会(第2火曜日開催)

場所:逗子協会本館

お問い合わせ・お申し込み:benkyo.nvk@gmail.com

詳細は、協会ウェブサイトの「Home」の一番下の方をご覧ください。

前日までに上記の宛先にメールで予約が必要です。

日程変更や開催中止になることがありますので、協会ウェブサイトで事前に確認してください。

 

12月16日(日) 10:30~16:30

逗子例会

場所:逗子協会本館

お問い合わせ:逗子協会 046-873-0428

 

12月24日(日) 19:00~21:00

クリスマス礼拝

場所:逗子協会本館

17:30  夕拝

19:00  礼拝、聖書朗読、キャロル、瞑想

19:40  講話

20:30  夕食(プラサード)

どなたでもご参加できますのでお気軽にお越しください。

 

12月 毎週土曜 毎土曜日 10:15~11:45

ハタ・ヨーガ・クラス

場所:逗子協会別館

お問い合わせ:羽成淳(はなり すなお) 080-6702-2308

体験レッスンもできます。

予定は変更されることもありますので、日程は直接お問い合わせください。

専用ウェブサイトをご覧ください。 http://zushi-hatayoga.jimdo.com/

 

12月のホームレス・ナーラーヤナへの奉仕活動はお休みです

新年は、1月3日 (木)17時から炊き出しを行います。参加される方は、持ち物等のお知らせがありますので、下記までご連絡ください。

お問い合わせ:佐藤 090-6544-9304 または urara5599@gmail.com



・1月の協会の行事

 

※マハーラージは1月27日(日)~2月6日(水)まで訪印のため逗子本部を不在にします。

 

1月1日(火・祝)

カルパタル

11:30 スワーミー・メーダサーナンダジーより新年のごあいさつ、聖句詠唱、聖典輪読など

14:00 協会より参拝に出発

メーダサーナンダジーと希望者が歩いて鎌倉に行き、以下のルートで参拝します。

逗子協会→鎌倉大仏→(この間は例年バスに乗車)→カトリック雪ノ下教会→鶴岡八幡宮

お問い合わせ:逗子協会 046-873-0428

 

1月3日(木) 17時より

ホームレス・ナラ・ナーラーヤナへの奉仕活動

参加される方は、持ち物等のお知らせがありますので下記にご連絡ください。

お問い合わせ:佐藤 090-6544-9304 または urara5599@gmail.com

 

1月5日(土) 10:00〜12:00

東京・インド大使館例会

講義:『バガヴァッド・ギーター』

場所:インド大使館

お問い合わせ:http://www.gita-embassy.com/お問合せ/ 

またはgitaembassy@gmail.com

入館・受講するには、大使館発行のIDカード(2019年前期分)が必要です。更新したIDカードの受け取りなど、詳細は、協会ウェブサイトのページ左側にあるメニューから「インド大使館ID」「IDカード受け取り方法」をご覧ください。

 

1月6日(日) 14:00〜16:00

逗子午後例会  

場所:逗子協会本館

詳細は協会ウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ:benkyo.nvk@gmail.com

 

1月12日(土) 10:00〜12:00

『ウパニシャド』 スタディークラス

講義:『ウパニシャド』

場所:インド大使館

お問い合わせ:http://www.gita-embassy.com/お問合せ/

またはgitaembassy@gmail.com

入館・受講するには、大使館発行のIDカード(2019年前期分)が必要です。更新したIDカードの受け取りなど、詳細は、協会ウェブサイトのページ左側にあるメニューから「インド大使館ID」「IDカード受け取り方法」をご覧ください。

 

1月15日(火) 14:00〜16:30

『ラーマクリシュナの福音』の勉強会(第2火曜日開催)

場所:逗子協会本館

お問い合わせ・お申し込み:benkyo.nvk@gmail.com

詳細は、協会ウェブサイトの「Home」の一番下の方をご覧ください。

前日までに上記の宛先にメールで予約が必要です。

日程変更や開催中止になることがありますので、協会ウェブサイトで事前に確認してください。

 

1月20日(日) 10:30〜16:30

ホーリー・マザー シュリー・サーラダー・デーヴィー生誕祝賀会

場所:逗子本部別館

11:00 礼拝、アーラティ、花奉献

12:30 昼食(プラサード)、休憩

14:45 賛歌、

16:30 お茶

18:15 夕拝、輪読、瞑想

 

1月26日(土) 13:30~17:00

関西地区講話

場所:JEC日本研修センター江坂

内容:『バガヴァッド・ギーター』と『ウパニシャド』を学ぶ

詳細は専用ウェブサイトをご覧ください。 http://vedanta.main.jp/

※長期にわたって満員で申し込み不可となっておりましたが、大きな会場に移転し、たくさんの方に受講していただけるようになりました。

 

1月 毎土曜日 10:15~11:45

ハタ・ヨーガ・クラス

場所:逗子協会別館

お問い合わせ:羽成淳(はなり すなお) 080-6702-2308

体験レッスンもできます。

※予定は変更されることもありますので、日程は直接お問い合わせください。

専用ウェブサイトをご覧ください。 http://zushi-hatayoga.jimdo.com/

 

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2018年9月の逗子例会 講話

「シュリー・クリシュナ:神の化身」第1部

スワーミー・メーダサーナンダ

 

シュリ-・クリシュナの本当の誕生日は今年は9月2日でした。インドでは、シュリー・クリシュナの誕生日を「シュリー・クリシュナ・ジャンマーシュタミ」と呼んでいます。「ジャンマ」は「誕生」、「アーシュタミ」は「8日目」という意味です。インドの伝統では、神の化身や聖者の誕生日はインドの太陰暦に基づいて決められます。

 

宗教的な祝祭日の目的

 

神の化身や聖者の誕生日は何のために祝うのでしょうか。ただのお祭りでしょうか。「祭り」のイメージは「楽しい」ことですね。イルミネーションや色々な飾り、たくさんの食べ物、ごちそうなど、楽しいことです。良い例がクリスマスでしょう。最近のクリスマスは豪華ですが「キリスト抜き」のクリスマスになっているようです。たいていの人は、祝日の本当の目的を忘れてただ楽しむためにお祝いしているのではないでしょうか。実のところ、イエス・キリスト自身はクリスマス・イブを祝うかどうかなど気にしていないでしょう。クリシュナも自分の誕生日を祝ってもらう必要などないでしょう。ではなぜこのように祝うことが必要なのでしょうか。買い物をしたり、皆で集まってパーティーをするためでしょうか。

 

今日の祝賀会のために、信者さんたちが祭壇をこのようにきれいに飾り付けしてくれました。皆さん協力して、供物や果物、花などの準備をしてくれました。しかし、これで終わりでしょうか。このように祝うことの本当の目的は何でしょうか。

 

(参加者)「神様のことを考えるためです」

 

「神様のことを考える」とは、神様の姿を心に思い浮かべるだけでなくその教えについても考えるということでしょう。では、毎日神様のことを考えていたら、それでもこのように祝賀会を行うことは必要でしょうか。必要なのであれば、なぜなのだと思いますか。

 

(参加者)「神様の恩寵をいただくためです」

(参加者)「神様に敬意を払うため」

(参加者)「神様の誕生日は縁起のいい日だから、そういう日に神様の教えや神様がしたことを考えるのはいいと思います」

(参加者)「占星術では、神様の誕生日は幸運を呼ぶ日だから、そういう日に瞑想をすると大きな成果が得られます」

 

いい答えですね、そこまで考えたことはありませんでした(笑い)。私の考えではこうです。神様のことを毎日考えるのであればお祝いをするのはあまり必要ないでしょうが、私たちは忘れやすいものです。神様のことを毎日考える、しょっちゅう考える、ということはあまりないですね。仕事や日々やることに気持ちが強く向いていて、神様のことを完全に忘れてしまいがちです。だから昔の聖者は、少なくとも1年に1日は神様のことを思い出すようにこのような慣習を始めたのです。毎日神様について考えることができれば理想的ですが、普通の人はなかなかできません。だからこうして皆で集まって誕生日をお祝いし、神様のことを思い出して祈りを捧げます。

 

日本の元旦を考えてみてください。1年365日のうち、たった1日この日だけ、皆さん神様のことを思い出して神社やお寺にお参りして祈りますね。もしこのような伝統がなければ、いつ神様のことを考えるでしょうか。おそらく年に1日でも神社にお参りする人はいないのではないでしょうか。日本には「苦しい時の神頼み」ということわざがありますが、苦しい時でさえ神社にお参りはしないですね。

 

インドには、クリシュナやラーマ、お釈迦様のような神の化身がたくさんいて、ヴィヤーサのような聖者もたくさんいます。協会には、さらにシュリ-・ラーマクリシュナ、ホーリー・マザー、スワーミージー(スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ)もいます。逗子で行うこうした方々の誕生日の祝賀会では食事をするだけでなく、プログラムの一部として講話、賛歌、聖典朗読、聖句詠唱があります。これは神様を思い出すためにやっています。

 

言い換えると、私たちはこういう祝賀会で神様のことを思い出し神様のことを考えても、しばらくすると忘れてしまうのです。次の祝賀会が来るとまた神様のことを思い出します。このように、「思い出す、忘れる」というプロセスを何度も繰り返しながら少しずつ前に進んで、神様への想いを強めていくのです。私たちの霊的レベルは一晩で急に高くはなりません。少しずつ成長するしかないのです。皆さん、内省すれば私の言うことがよく分かるでしょう。今日は講話の初めに、シュリー・クリシュナの生誕祝賀会を行う目的を皆さんにきちんとお伝えしたく、このような話をしました。

 

神の化身

 

さて、今日の講話のテーマは「シュリー・クリシュナ:神の化身」です。「神の化身」という概念は、ヒンドゥー教以外の文化ではあまり見られません。日本でもあまりないでしょう。しかしヒンドゥー教には、神の化身について細かいところまで説明した完全な概念があります。ごく簡単に言えば、神様は遍在で全ての生き物の中に現れています。命のない物体の中にも神様はいますが、現れてはいません。生き物の中ではそれぞれ現れている度合いが異なります。神様は聖者の中により多く現れており、最も多く現れているのが神の化身です。神の化身には、普遍的な愛、調和、純粋さ、慈悲、進んで他者を助ける精神など、神様の様々な特徴が現れています。

 

インドでは通常、神の化身は10人いるとされています。一方、聖典の『バーガヴァタム』では24人、『バガヴァッド・ギーター』では無数とされています。この世に不道徳や無神論、罪が広がると、神の化身が現れます。神が化身する目的の一つは、聖典の教えが正しく真実であることを示すためです。

 

近代の西洋哲学は神の存在そのものを疑い、物質主義が全てです。この風潮は広まっています。「聖典に書いてあることは作り話だ」「嘘だ」「誤りだ」と言って、聖典を否定します。シュリー・ラーマクリシュナが現れたのはこのような状況でした。神様は本当に存在し、聖典に書いてあることはすべて真実で正しい、というのを示すことがシュリー・ラーマクリシュナの使命でした。

 

シュリー・クリシュナが生まれた時も同じような状況でした。講話の前に読んだ聖典の中にあったように、当時は邪悪な暴君カンサ王が治めていた時代でした。カンサは実の妹を殺そうとし、結局殺さなかったけれども、その代わりに妹の産んだ子供たちを次々に殺したような人間です。クリシュナが生まれたのは、このような悪者を退治して良い人々や罪のない人々を守るためでした。主クリシュナは『バガヴァッド・ギーター』の中で自身が生まれた理由を次のように説明しています。

 

不道徳がはびこり邪悪な者が増えた時

悪しき者を罰し善良な者を救うため

私は何度も生まれ出る

真理へと導くために

私は繰り返し生まれる

 

神の化身が生まれるのはこのような目的があるからです。悪人を罰し善人を助けるためだけでなく、幸福や平安、真理へと人々導くために、神の化身は現れるのです。

 

生まれる理由の違い

 

では神の化身と聖者、普通の人は何が違うのでしょうか。

 

まず、普通の人が生まれてくるのはカルマの法則の影響があるからですが、神の化身は自分の意思で生まれてきます。聖者もカルマの法則の影響を受けることがありますが、神の化身は決して影響を受けません。二つ目に、聖者は生きている間に有名になることがあり、時にはマスコミの宣伝などのおかげであっという間に名前が広がることもありますが、死んだ後はだんだんと名声は失われていきます。しかし、神の化身の場合はちょうど反対で、生きている間はあまり知られていなくても、死んだ後に少しずつ注目されるようになって有名になります。イエス・キリストやお釈迦様、ムハンマド、シュリー・ラーマクリシュナなどは、生きている間どれほどの人に知られていたでしょうか。そして今、このような方たちを知っている人はどれほどたくさんいるでしょうか。普通の人と神の化身を比べた場合も、もちろんこの点は大きく違うことはよく分かりますね。

 

大きな相違点

 

神の化身と聖者の違いをもう少し考えてみましょう。ホーリー・マザーとヨーギン・マーの会話に面白いものがあります。ヨーギン・マーはシュリー・ラーマクリシュナの直弟子で、ホーリー・マザーの従者をしていた女性ですが、ある日、マザーがヨーギン・マーにこう言いました。「ヨーギン、私はこれまでヴァーラーナシーやブリンダーバン、プリーなど色々な聖地に行ってたくさんの聖者を見たの。でも、シュリー・ラーマクリシュナはやはり特別な方ね」これに対してヨーギン・マーが非常に面白いコメントをしました。「マザー、そういう聖者は自分が救われるために霊性の修行をしています。でも、シュリ-・ラーマクリシュナは救いを与えるために現れた方ですからね」これは大変大きな違いですね!

 

また、他にも大きな違いがあります。聖者が与える影響は宗教においてだけですが、神の化身は宗教だけでなく社会、文化、経済、哲学など幅広い分野で影響を与えます。

 

ヨーロッパを旅行して美しい教会や彫刻、絵などを見ると、キリスト教がヨーロッパの文化や建築にとても大きな影響を与えていることが分かります。これはすなわち、イエス・キリストが与えた影響です。もしヨーロッパ文化からキリストの影響を除いたら、一体何が残るでしょうか。同じように、インドの文化からラーマやクリシュナ、お釈迦様のような神の化身の影響を除いたら、ほとんど何も残らないでしょう。これは神の化身の大きな特徴ですね。

 

それぞれの特徴

 

さて、神の化身にはそれぞれ、個性のような独自の特徴があります。シュリー・クリシュナの独自の特徴は何でしょうか。

 

(参加者)「無執着です」

 

シュリー・クリシュナには神のさまざまな性質がありました。その中には、他の神の化身にも共通して見られる性質もありますが、クリシュナに特に強く見られる特徴もあります。例えば、シュリー・ラーマクリシュナの場合は、「放棄」が特徴でした。お金に触ると激しい痛みを感じましたし、もしベッドの下に何ルピーか置いてあったらベッドに横になっただけで体がひどく痛みました。シュリー・クリシュナの場合は、「無執着」が最大の特徴でしょう。ブリンダーバンを大変愛していたクリシュナですが、義務を果たすためにこの地を離れてマトゥラーに行くことになりました。ゴーピー(乳搾りの乙女)たちは別れを悲しみ大泣きしましたが、クリシュナは少しも悲しみませんでした。必要があれば、最も愛しているものを一瞬で手放すことに何のためらいもなかったのです。これがシュリー・クリシュナの特別なところです。

 

(続きはニュースレター12月号に掲載の予定)

 

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福岡サットサンガ

 

9月23日(日)~24日(月・祝)、マハーラージ(スワーミー・メーダサーナンダジー)は福岡を訪問し、24日に福岡市のココロヨーガスタジオで開催されたサットサンガで『ヨーガ・スートラ』八支則の中の「ヤマ(禁戒)」についてお話ししました。参加者は約25名でした。以下は、主催者宮本サリさんよりいただいた参加者の感想の抜粋です。

 

「サッティヤ(嘘をつかない)の深い意味を初めて学んだ気がし、行動、会話、心のどのレベルでも嘘をつかない、特に自分の心にいつも正直でありたいと強く思いました」「パワースポットは自分の中にある、という言葉が印象的でした」「荒々しく波立った湖の汚い水の底にある宝石は見つからないのと同じく、心を綺麗に静かにして集中することが真理を見つける方法だというお話にイメージが湧きました」「正しいことを言って相手を傷つけないこと=言わない方が良いこと、無駄な話はしないことなど貴重なお話でした」

 

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山形サットサンガ

 

10月26日(金)~27日(土)、マハーラージは山形を訪問しました。26日は保育園のスタッフの方々のために質疑応答を行い、そのあと、小学一年の子供たちのために、インドの文化を簡単にお話ししました。27日は山形市蔵王飯田のヒルズサンピア山形にて『バガヴァッド・ギーター』について、午後1時~4時まで講演しました。参加者は30名でした。次の記事は主催者、人間向上研究所(癒しのヨガ)高橋俊誠さんのレポートの要約編集です。

 

5千年以上前から今に至るまで生き残り、かつ現代人に求められている『バガヴァッド・ギーター』とは何か、この聖典が人びとに求められる理由、その叡知を人生に生かし、それを生きる具体的な方法として、マハーラージは次のようなことについて語られました。

 

「逃げないで立ち向かえ!」「諦めないで続ける」人生の目的とは真の自由と幸せになること。人間の本質(本性)は魂である。仕事はカルマ・ヨーガとして行え。執着せず無私で、「私は神の道具」という意識で働く。全ての力は神から来ている、全ての仕事は神への仕事、全ての仕事を神の道具となって行う。心の制御には瞑想の実践と欲望の制御をする。放棄は欲望と執着の制御になる。日常生活は中道であれ。死の為の準備はどのように生きるかだけでなく、どのように死ぬか、勇気、安心、知識を持つこと。めったに聞けないお話、マハーラージに感謝します。

 

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仙台サットサンガ

 

10月28日(日)午後1時30分~4時、宮城県仙台市のショーケー本館ビルにて開催されたサットサンガで、マハーラージは「人生の目的」をテーマに講話を行いました。主催は日本ヨーガ療法士協会・宮城で、講話の後に瞑想、質疑応答も行われ、午後5時からは近くにあるインド・ネパール料理のレストランで懇親会も開かれました。以下は、講話の内容について佐藤美弥子さんから頂戴したレポートの要約です。

 

人は40才頃を境に、人生の目的についての考えが若いときと比べて変化し深まってくる。人間として生まれてきたのは特別な時間を与えられたということであるから、人生という時間を大切に過ごすべきである。

 

では時間を何に使うのか。人には、長生きしたい、知りたい、楽しみたい、自由が欲しい、働きたいなどの欲求がある。インドの哲学では、これらの欲求は心よりももっと深い所にある魂から生じると考える。すなわち、このような欲求を満たすには、魂のレベルで考えた方法に基づくべきであり、そうでないと真の満足を得ることはできない。

 

実際に実践を進めていく方法としては、一日のスケジュールを立てて瞑想の時間を取ることだ。そして、やり続けること、何度となくチャレンジすることである。

 

今回の講演では魂のレベルで生きることの意味とそのための方法を教えていただいた。毎日のスケジュールを決め、決めた時間に眠り、朝に瞑想の時間を持つこと、聖典を学びよくよく考え日々の生活で実践していくこと。人生の目的とは魂のレベルで生きること、それは相対の世界、俗世の世界を超え自由にのびのびと生きていくことと考えた。恒例の瞑想の時間も有難く、心が静かになり、よき時間を過ごすことができた。

 

ありがとうございました。

 

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2018年のカーリー・プージャー

 

11月6日(火)午後7時より逗子本部別館にてカーリー・プージャーが執り行われました。インドの暦に沿って行われるこの祭りは、今年も平日に当たったため、都心から離れた逗子まで遠方から参加する方が不都合なく帰れるように、できる限り進行に遅れが出ないようプログラムが進められました。

 

始めにマハーラージがプージャー(礼拝の儀式)を行いました。続いて、カーリー母神の賛歌「サルヴァ・マンガラー・マンガーレー(Sarva Mangala Mangalye)」の斉唱、プシュパンジャリ(花の礼拝)、ホーマ(護摩焚き)、聖灰の塗布が行われました。

 

午後9時30分頃から別館と本館でプラサードの夕食が振る舞われました。今年の参加者は約140名でした。

 

今回も、事前の準備から当日の作業、翌日の後片付けまで様々な仕事をボランティアの皆様にお手伝いいただきました。ご奉仕に心より感謝を申し上げます。

 

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忘れられない物語

 

絶対の知識の不在

 

昔々、木々が生い茂り花が咲き乱れる森があった。昼は鳥がさえずり夜は虫の音が響き、森には美しい音楽が満ちていた。あらゆる種類のいきものが森を歩き回り自由を謳歌していた。この森に入る者すべてが、大自然の静けさと美しさに住まわれる神の我が家である「孤高」へと導かれた。

 

しかし、「無意識の時代」になり、 人々は数百メートルもの高いビルを建てたり、1ヶ月で川や森や山を破壊したりできるようになった。そして、この森の木を切り出して作った木材と、この森の土の下から掘り起こした石で、礼拝のための家が建てられた。空に向かって伸びる尖塔を付けた礼拝の家が建ち並んだ。鐘の音や祈祷、人々を教え諭そうとする強い言葉があたりに充満した。

 

そして突然、神は家に住まわれなくなった。

 

神は、私たちの目の前に物を置き、それらを隠される!

 

聞け!耳を傾けよ。

鳥のさえずりに

木々をわたる風に

大海のうねりに。

見よ。木を

落ち行く葉を

花を。

初めて目にするかのように。

 

突如、触れるかもしれない。

絶対なる存在に

その楽園に。

私たちは

子供でなくなると

自身の知識によって

この楽園から閉め出される。

 

インドの神秘主義者サラハは言う。

 

「この味を知れ。

『絶対の知識の不在』という味を。」

 

(Anthony de Mello神父著『The Prayer of the Frog』(カエルの祈り)より)

 

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今月の思想

 

「あなたが、人生の全ての日を生き切ることができますように」

…ジョナサン・スウィフト

 

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発行:日本ヴェーダーンタ協会

249-0001 神奈川県逗子市久木4-18-1

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